日本芸術の美の原点は「利休」 黒樂ＶＳベネチアングラス、和洋の“本物”が共鳴
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140102-00000519-san-movi
山本兼一さんの直木賞受賞作の映画化で歌舞伎俳優、市川海老蔵さんが主演する「利休に
たずねよ」（田中光敏監督・公開中）は、稀代の茶人、千利休の美の原点は情熱にあるとし、
彼を“情熱の人”として描く。作中には、世界的な「ヴェネチアングラス・アーティスト」
の土田康彦さんが自ら志願して提供した作品も登場。
イタリアから祖国が波にのまれる映像を見た土田さんは「こんなとき、芸術に何の意味が
あるのか」と自身の人生をも否定するほどに悩み、工房へ足を運べずにいた。
彼が“師匠”と称する、日本画家の千住博さんにメールで悩みを打ち明けた。震災復興の
支援プロジェクトを立ち上げて多忙であろう時期に、千住さんはすぐ返事をくれた。
『今すぐ芸術が役立つことはないが、もう少し後で力を発揮するから、やめてはいけない…』
芸術に何の意味があるのか、って・・・・・
一芸に打ち込んでる人にしては信じられない危ういナイーブさだな。