＜競泳：日本選手権＞◇第４日◇１０日◇東京辰巳国際水泳場◇女子２００メートル個人メドレー
渡部香生子（１８＝ＪＳＳ立石）が自身の日本記録を０秒７７更新する２分９秒８１で優勝した。
世界選手権の派遣標準記録も突破した。これで平泳ぎの２種目と合わせて３冠を達成した。
最初のバタフライから日本記録を上回るペースで入った。「きょうは午後の１本だけだったので、
集中した」とその後もペースは落ちなかった。記録は狙っていたと明かし「試合前の練習からいい
タイムで泳げていた。監督にも狙えと言われていた」と話した。
自己ベスト更新にも本人は納得していない様子だ。「ラスト５０メートルは伸びなかった。すべての種目でタイムを上げて、夏には９秒台前半を狙いたい」と、早くも世界選手権へ気持ちを切り替えていた。
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