3月20日、およそ2年4カ月ぶりの日本代表入りを果たしたガンバ大阪のFW宇佐美貴史が、記者団の取材に応え、改めて日本代
表選出についてコメントした。
まず率直な感想を問われた宇佐美は、「うれしかったです。ただ、人数を見ても分かる通り競争が激しい。一番最初に監督のスタイ
ルを学べて、監督とも直に話せるというメリットはあると思いますが、まだスタート地点にいるだけ。うれしさはあるにしても、感慨深さは特
になかった」と気を引き締めている様子。
また、2年4カ月前の代表選出時と比較して成長した部分については、「攻撃的なプレー全般もそうだし、幅広く成長できていると思う。
より個性は磨いてきたつもりなので、そういうところをしっかり出せるようにやっていきたい」と話した。
最後に、「自分の良さを出すことが一番のアピールになる。練習からこれが俺のスタイルだと主張していきたい」と意気込みを示し、代
表定着に向けては「結果が大事になる。代表での結果はもちろん、リーグ戦でもそう。継続して結果を出してアピールし続けたい」と強
い決意を語っている。
なお、G大阪からはGK東口順昭、DF藤春廣輝、MF今野泰幸も招集され、バックアップメンバーにはMF大森晃太郎が選出されている。
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