薄毛の仕組みが遂に判明 コラーゲン不足が原因だった! ---------- 年齢とともに髪の毛が薄くなるのは、頭皮にあるコラーゲンの一種が減り、髪の毛を作り出す細胞が死んでしまうためだとする研究成果を、東京医科歯科大学などの研究グループが発表しました。マウスを使った実験では、コラーゲンを増やすと加齢のため体の毛が減るのを抑えられたということで、薄毛を防ぐ薬の開発につながると期待されます。
東京医科歯科大学の西村栄美教授らのグループは、マウスの体毛が加齢とともに薄くなることに着目し、そのメカニズムを詳しく調べました。その結果、体毛を作り出す細胞は、加齢とともに細胞の生命維持に必要なコラーゲン「17型コラーゲン」をみずから分解してしまうようになり、死んでいくことが分かったということです。また「17型コラーゲン」が減らないように遺伝子を組み替えたマウスでは体毛が減るのを抑えられたということです。
研究グループでは、ヒトの髪の毛でも同じ仕組みがあることを確認していて、西村教授は「加齢で髪の毛が薄くなる仕組みがかなり分かってきた。コラーゲンの減少を抑える治療薬の候補となる物質を探し、数年以内に動物実験を行ったうえでヒトでの臨床試験に結びつけたい」と話しています。
> (学位を取る前にちゃんと査読論文を書いた?) .... 東大独特の「査読論文ゼロ博士」???
「collaben」・・・ もしかして、この D論 は日本語? 英文だったら、「TWInsの伝統」に則った「Intro&Background」か?
D論は、文系的な「科学論」「科学史」というワケでもないよな。 D論は、モロにバイオな感じ: 「審査委員」と「内容要旨」が空白なのが、ちょっと期待させる。
No 110453 著者(漢字) 大和,雅之 著者(カナ) ヤマト,マサユキ
標題(和) 再構成I型コラーゲン線維とヒト線維芽細胞の相互作用に関する研究
標題(洋) Interactions between human fibroblasts and reconstituted type I collaben fibrils
報告番号 110453 報告番号 甲10453 学位授与日 1994.03.29
学位種別 課程博士 学位種類 博士(理学)
学位記番号 博理第2812号 研究科 理学系研究科 専攻 相関理化学専攻 論文審査委員 ─: 内容要旨 データはありません 審査要旨 データはありません