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12Part3:2023/02/03(金) 13:18:11.85 ID:MXhl8t1H

当の院長に聞くと・・・

 このケースが恐ろしいのは、遺族は術前の見立ての甘さや手術が原因で患者の死期が早められたことをいまに至るまで知らない点だ。
 心ある医師が病院に無断でカルテをコピーし、本誌に送りつけなかったら、表沙汰にならなかった話である。そしておそらく、日本各地の病院で、手術の失敗、拙さが原因で亡くなっている患者は無数にいる。医師から「全力を尽くしましたが、残念な結果となりました」と言われてしまえば、それが事実かどうか判断できる遺族がどれほどいるだろう。
 果たして院長本人は、これらの告発をどう考えているのか。成田富里徳洲会病院で白部院長に話を聞いた。無精ひげをたくわえ、疲労感をにじませた本人が答えた。
―――院長の手術の失敗で患者の死期を早めたという指摘がある。
「Xさんの件では、術前診断の誤りによって手術が失敗した、死期が早まったという事実はないと考えています」
―――「死ななくてもいい患者を死なせてしまった」との発言をしたことは?
「そんなことは言っていないはずですし、記憶にも全くありません」
―――院長の手術成績が悪いという指摘もある。
「そう言われるデータが出ていません。・・・つまり、要するに、・・・何件か、連続ではありませんけれど、そういう事例があったこと、膵臓関係のものが続いたことは事実です。問題意識を持っていますし、改善策も講じているつもりです。でもデータが出てこないと・・・」
 声に力はなく、ときどき言いよどみながら回答したが、病院関係者に「院長そろそろ」と促されると会釈も挨拶もなく立ち去った。
 心ある医師たちの告発がなければ闇に葬られていた「医療ミス」。自らがそのような不幸に遭遇しないためには、周到な病院選びが重要であることは言うまでもない。


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