上半期の移住者は過去最多、平井知事「若者・女性に選ばれる鳥取県」目指す…巳年は「ヘビーな年」に
https://news.yahoo.co.jp/articles/328815ab180e7dec1e3348f84d0df52b1ca0331a
――不適切な選挙ポスターの掲示を規制する条例制定など全国初の取り組みが目立った。
小さなコミュニティーだからこそ県民の政治参画の重要性を痛感する。ポスター掲示を巡って公職選挙法を守らなくてもいいという風潮が生まれたのは憂慮すべきで、大切な地方自治を守るために声を上げる必要があると考えた。
虚偽事項の公表や暴力的な脅迫など、時代が変わってきたと感じる。国全体の問題だが、選挙を管理・監督する当局もかぶとの緒を締めて向き合う。公選法を順守し、神聖な選挙という土俵が壊されないようスタートを切った。
――生成AI(人工知能)の活用など先端技術の試みは今後どのような展開を。
フェイク情報を監視する実証チームを昨年、発足させた。誤った情報は災害や疫病など社会不安の時ほど早く、強烈なインパクトで広がる。正しい判断のできる環境を整えることが大切で、県民にも情報選別能力が求められる。
地域の人たちの考えを集約して意思決定する。芯のしっかりした民主主義や地方自治を作るため、工夫の余地はまだまだある。