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2019年12月に新柏に新築移転した名戸ヶ谷病院(千葉県柏市)では事務方の解雇合戦が行われている。
事件の発端は市島 秀樹 人事部長が長年の仲間である三人の職員を不当に解雇しようとしたことにある。
元々、上田 浩一 事務局長、安藤 誠 事務長、田中 謙二 事務次長、市島 秀樹 人事部長の四人は四人で名戸ヶ谷病院の事務の中心を担っていた。
ところが、市島 秀樹 人事部長は上田 浩一 事務局長の怠惰怠慢事例をかき集め、高野 清豪 理事長に上田 浩一 事務局長の退職の許可を取り、
上田 浩一 事務局長に退職を迫った。上田 浩一 事務局長は焦って高橋 一昭 副理事長に助けを求め、退職は免れる。
市島 秀樹 人事部長は同様の手段で高野 清豪 理事長の許可を得て、安藤 誠 事務長、田中 謙二 事務次長にも退職を迫る。
安藤 誠 事務長、田中 謙二 事務次長はいずれも高橋 一昭 副理事長に助けを求め、いずれも退職を免れる。
退職を迫られた三人の怒りは市島 秀樹 人事部長に向かい、高橋 一昭 副理事長は怒って市島 秀樹 人事部長に退職勧告を行い、
市島 秀樹 人事部長はこれを承認する。
この一件で高橋 一昭 副理事長と高野 清豪 理事長との間に亀裂が入り、この二人の関係も悪化している。
高橋 一昭 副理事長は 高野 清豪 理事長の管理能力を問題視している。
市島 秀樹 事部長は名戸ヶ谷病院人事部長と社会福祉法人清泉会(アネシス)の理事の両方の退職金を受け取ろうと画策中。
時間外手当未払いで研修医七名が名戸ヶ谷病院を提訴(千葉県柏市)
時間外に遅くまで勤務を強要された上に時間外手当が支払われないのは労働基準法に違反するとして、
研修医七名が社会医療法人社団蛍水会名戸ヶ谷病院に対し、総額2400万円の支払いを求める訴訟を松戸地裁に起こした。
訴状などによると名戸ヶ谷病院では研修医の勤務時間が長く、平均して22時以降でないと自宅に帰れず、
夜間呼び出しなども頻繁に行われる過酷な勤務状況であるにも関わらず、時間外手当は支給されていなかった。
山崎研一専務理事は「先代のころから伝統的に研修医は勉強させてもらっているという意識が強く、
時間外手当は皆、自分から辞退していた。謙虚な気持ちに欠ける人間が立派な医師になれるはずがない。
研修医教育の意味も込めて全面的に争う。」とコメント。
(2022年4月25日 朝日新聞)