ドル円は慎重に下値を拾うスタンスが有効~東海東京
東海東京インテリジェンス・ラボでは為替リポートの中で、当面の最大の関心事は、ドル円がどこまで下落するかであるとコメント。日銀の予想外の利上げ決定と米景気後退懸念の台頭が、ドル円の大幅下落を招いた。ドル円は2021年10月以降、110円台から162円近くまで上昇。この半値押しは135円台となる。ただ、東海東京では足元の円高進行は長期円安トレンドの調整局面という大局観で捉えるべきと考えており、135円水準まで調整が進む可能性は低いとみている。米大統領選後の3カ月は株高・ドル高円安が進むケースが圧倒的に多いとのこと。ドル円は140~143円程度を下値メドに慎重に下値を拾うスタンスが有効と東海東京では考えている。