7月FOMCでは事実上9月の利下げを示唆すると予想~三菱UFJMS
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、7月30日~31日のFOMCをシュミレーションしている。FF金利は8会合連続の据え置きを予想。声明では雇用リスクにも言及し、「労働市場の予想外の軟化」も利下げの条件に加えると予想している。会見でパウエル議長は引き続き「特定の会合について何らかのサインを出すつもりはない」と述べる公算が高いとみている。ただし、インフレ鈍化再開による自信の強まり、さらなる需要軟化による失業急増リスクへの警戒、政治は考慮しないスタンス、失業急増なき物価安定達成が第1の関心事であることに言及することで、事実上9月利下げ開始を示唆することになると三菱UFJMSでは考えている。