オーシャンズはwiiとPS3のマルチ、発売順は1(2006)、2(2008)、F(2008)、3(2009)、O(2011)、4(2012)
大陸の端のトランルピア村とは対照的に大海原に位置するフィーニス島が舞台
ヒロインも一新され割と常識的な面々がそろっている、またエンディング後に女性主人公を選べてその場合男と結婚できる
本作の特徴は「ユミル」という島を持ち上げるほどの超巨大ゴーレムに乗って大海原を旅できること
残念ながら目的地は多くはないが目的もなく大海原を歩いているだけでなんとなく癒されるかもしれない
そして農業の大改変、これに尽きる、自宅に畑がなくクワもジョウロも持たないルンファク主人公はとても斬新なはず
どうやって作物を育てるかというとまず作物が育てられる畑島を見つける(チュートリアル依頼で1つ見つかる)
その畑島の大地を生き返らせたら主人公のアースマイトの力を使って杖を振ると畑島にある畑スポット(芽吹き点)に芽を出させられる
芽はそのままだと何にもならないが何にでもなれる、次はモンスターの出番、従来通り仲良しブラシでモンスターを仲間にして連れてくる
(牧場物語や携帯機ルンファクではヒロインに仕事を手伝ってもらったり一緒に戦ったりできるけどフロンティアもオーシャンズも一切できない)
モンスターにはそれぞれ育てられる作物が最大4種まで決まっており(手持ちのモンスターに関してはいつでも確認可能)
畑島に配置することで芽を対応した作物へと育ててくれる、その間主人公がする畑仕事はない、強いていえばモンスター用のクッキーを絶やさないこと
収穫を手伝ってくれるモンスターもいるので頼めば自動で収穫箱に入ってる、主人公はそれをショップで売ればいい
元手はクッキー代だけだけどその代わり作物はそんなに高くは売れないので料理の材料に使ったり住人に配ったりに使う
一方で戦闘は大幅にパワーアップ、まずダンジョンが立体的でマップがあっても迷うような大掛かりなものになった
戦闘もジャンプと回避が追加され敵の攻撃も激しくなり装備に加えレベル上げも重要に、何よりテクニックも大事になった
(アクションが苦手な人用に「ゴッドワンド」というチート魔法杖が用意されているのでストーリーを楽しむ分には安心していい)
敵は雑魚はとにかく数で囲んできて被弾後の無敵時間がないので打ち上げ攻撃を持つ奴に当たると一方的になぶり殺される
ボスはとにかく素早いのが多くタイミングをうかがって的確に当てていかないとこちらのダメージばかりが蓄積する、テクニックは重要
また大海原の冒険はちゃんとマップを見ても結構な時間を使うので従来通りの農作業だと時間は足りなかったのだと思う
資金面は畑島で植林もでき材木が手に入るようになると安定するほか、カーテンを作れるようになると資金には困らなくなる
元々オーシャンズは金がほとんどかからないからね…フロンティアの方はまだ栄養剤γという使い道があったけど
フロンティアが田舎のスローライフとしたらオーシャンズは夏の島のなつやすみって感じかな
昼の陽気なBGMもいい感じで夕方の穏やかな音楽、宿屋(居酒屋)の優しい音楽もいい
携帯機の方はやってないから比較できないけどすれ違うだけでボイスつきであいさつしてくれるのは嬉しい
特に3をやった人からの評価がすこぶる悪い作品だからおすすめはしないけど3やってない自分はとても気に入ってた