(元)夫の不平不満を言う人って自分は完全に被害者ですみたいな口ぶりだけど
被害者として文句を言っていいのはせいぜい親兄弟をはじめとする親族と義務教育の公立学校までちゃうか
それ以降、たとえば進学就職先とか配偶者なんて皇太子や政略結婚で決められた人以外は大なり小なり自分で選んだんやろ
特に恋愛結婚した人なんてあまたの男からたった1人を自分の意志で選び一つ屋根の下に暮らし同じ釜の飯を食いたくさん肌も重ねたはず
学校にしても会社にしてもそう、自分が多くの候補の中からたった1つを選びそれなりに何かを失ったのならやっぱりそれは自分の要素になってしまったんや
相手への義理はこの際いらないとしても判断を誤った自分、誤った判断に基づいたとはいえそれだけのことをした自分を否定することになる
あと外部からすれば同じ穴のむじなってことも多くて同情されず恥の上塗りになるなんてこともある
もちろん子供は除いて学校や会社なら辞めればいい、配偶者は別れればいい、一生苦しみを受け続けろとは言わん、すぐにでも切り捨てればいい
でもそのことで自分自身の要素になってしまったことまでを否定し続けるのはいつかきっと苦しくなる
何十年かかるか分からんがいつかはそれも自分だったと受け入れられるようになんらかの心づもりくらいはしておくべきやないかな