過激な論調で知られる韓国メディア。その特派員経験者たちに、反日報道の裏側から特派員生活の実態まで、全て本音でぶちまけてもらい、「週刊ダイヤモンド」が再構成した。
──反日報道が生まれる裏側を教えてください。
A記者 まず、最初に断っておきたいのですが、われわれ特派員は、反日報道がしたくて東京に来たわけじゃありません。結果的に反日記事が多くなっているんです。
B記者 私の場合は、毎朝、3~4本のネタをソウルの上司に報告するんですが、結局、会議で通るのは反日モノばかり。日本に対して好意的な内容はほとんど採用されません。デスクが見出しを過激に変えることもしばしば。だから読者の目に触れる記事はどうしても反日的なものが多くなるんです。
C記者 デスクは日本についてあまり知らない人が多いよね。大手紙国際部の“本流”は米国や中国。米中の特派員経験者が出世する。だから日本への理解が浅いったらない。
反日教育の延長線上でしか事象を切り取れないから、しきりに反日記事を求めてくる。現場も抵抗しろよと言われる かもしれないけど、韓国で上司に逆らうなんてあり得ないこと。泣く泣く反日ネタを探さざるを得ない。
(中略)