韓国、専門職従事者による性犯罪、「聖職者」が最多=韓国ネット「聖職者ではなく性職者」「言葉を失う」
2015年8月30日、韓国・ニューシスは、過去5 年間の専門職従事者による性犯罪で、聖職者が最も多かったと報じた。
この報道に、韓国の ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
新政治民主連合の朴南春(パク・ナムチュン)議員が警察庁から提出を受けた資料によると、過去5年間の医師、弁護士、教授、芸術家、聖職者など専門職従事者による性暴行・強制わいせつ犯罪は3050件だった。
職業別でみると、聖職者が442件で最も多かった。
医師が371件、芸術家が212件、教授が110件と続いた。その他専門職は1844件だった。
期間別では、10年から13年まで増加を続け、昨年は小幅減少した。
10年が572件、11年が586件、12年が609件、13年が647件、14年が636件だった。
朴議員は「政府が最近、性犯罪をした公務員に対して公職追放などの強い対策を打ち出したが、専門職群には該当事項がない」とし、
「専門職群による性犯罪は優越的地位を利用して、 被害女性に取り返しのつかない傷を残し、
隠蔽(いんぺい)の余地が多い点を考慮すると、厳格な法適用の必要がある」と述べた。