もともと後悔というのが分かりにくいというのがある
もしかすると、人の責任を取れる余裕と、俺の世界一の責任能力の無さ、予言ができることかも知れない
同級生の異常な女が「この記憶を持ったままあの時に戻れたら…」と言っていて、俺が「戻れないのに考える意味はあるのか」として、反感を買ってとあったことに似ているのかも知れない
もとももそうするしかなくしたのだから、仕方ない
これが俺の考え方
人には無いのかも知れないのでよく分からないが
上の二つを繋ぐものかも知れない
人の予言できなさに通じるところがあるかも知れない
俺の場合は本当の意味で選択肢が無かったと
そして、その意味ではなく、人にも選択肢がない方では、それがその人という
つまり予言できる悪い未来という
決まっているという
正直今でも「この記憶を…」こ考えられない
そんな感傷に浸ったことなど無いかも知れない
少なくともそれくらいにできない
意味が分からないので
現実逃避過ぎると言えばいいのか
記憶力を誇りすぎているからこそのことなのか何なのか知らないが
俺からすれば無意味だからかも知れないが
珍しく男の論理性かも知れないが
それ以上かも知れないが
「この記憶を持ったまま過去には戻れない」
「ならば」
もしくは「なので」
ただただこう考えるだけ
下手すると、場合に因れば子供っぽく思えるかも知れない
俺からすれば、「いい家に生まれたら」「知能勢や美貌勢だったら」の方がずっと分かる
得している人と損している人の共感できなさかも知れない
無しろ、言い出せば全てはこれではあるが
答えではあるが、答えすぎる
これ以上は、語らざるものは黙らざるを得ない