若いおまわりさん、朝4時まで大酒飲み8時に車で出勤 「酒は抜けていると思った」 無断で事件捜査の関係者と面会し飲食の提供受けたりも
(とっとり県)
県内の警察署に勤務する20代の巡査が酒を飲んで車を運転したなどとして、
県警察本部は酒気帯び運転の疑いで書類送検するとともに停職6か月の処分にしました。
書類送検されたのは県内の警察署に勤務する20代の男性巡査で、
去年12月19日、米子市内で酒を飲んだ状態で車を運転したとして酒気帯び運転の疑いが持たれています。
警察によりますと、この巡査は朝8時ごろ、車を運転して警察署に出勤しましたが、
酒のにおいがしたため検査した結果、基準を超えるアルコールが検出されたということです。
巡査は午前4時ごろまで焼酎やシャンパンなどをおよそ20杯飲んでいて、内部調査に対し
「酒は抜けていると思った」と話しているということです。
また、この巡査は上司に必要な報告をせずに事件捜査の関係者と何度も面会し、
時には飲食の提供を受けていたということです。
県警察本部は22日付けで巡査を停職6か月の処分にし、巡査は依願退職したということです。
県警察本部の灘部哲一首席監察官は
「警察官がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾で、職務倫理に関する指導を徹底し、
県民の皆さまの信頼回復に努めてまいります」
とコメントしています。