ASCII.jp:Tech Tourで判明したRaptor Lakeの内部構造 インテル CPUロードマップ
https://ascii.jp/elem/000/004/108/4108381/
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もっと興味深いのはこちらの下のスライドだ。241W駆動時のCore i9-12900Kと、65W駆動時のCore i9-13900Kは、ほぼ同等の性能になる、というものだ。
そこから50W増やして115W駆動にすると21%性能向上、176W増やして241Wにすると37%向上する、188W増やして253Wにすると41%向上するというものだが、なんというか筆者だったらこれは間違いなく65W固定で動作させたくなる。
消費電力を3.9倍まで増やしても性能が41%しか上がらない、というあたりが昨今のプロセッサーの最大の問題ではあると思うのだが、もちろん売る側としては「性能が変わらずに消費電力を176W落としました」よりも「消費電力が同じで37%性能が上がりました」の方が売りやすいわけで、性能の伸びは明白とは言え、やや複雑な心境になってしまった。
ちなみにDan Rogers氏によれば、“BIOS SettingでConfigurable TDPを設定して65W動作は可能だし、今後はよりTDPの低いSKUの投入も予定している”とのことで、筆者などにはこうした使い方のほうがありがたい気がする。