AMDがZen 2で採用した現在最強の分岐予測「TAGE」
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/1192296.html
AMDは新CPU「Zen 2」マイクロアーキテクチャにおいて、現状で最強と言われる分岐予技術「TAGE(テイジ)」を採用した。
TAGEは「TAgged GEometric history length branch prediction」の略で、“タグ付けした幾何級数的な履歴長(History Length)による分岐予測”と言う意味だ。
説明はあとに回すが、学会レベルでは、TAGEは最強の分岐予測技術とされており、2006年の発表以来、派生や改良技術が次々に発表されている。
AMD Zen 2の高い性能効率を支えるフロントエンドアーキテクチャ
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/1192135.html
AMDの新CPUマイクロアーキテクチャ「Zen 2」は、従来の「Zen/Zen+」より性能を大きく引き上げた。
性能向上の最重要ポイントは2つ、1つは、SIMD(Single Instruction, Multiple Data)演算ユニットを128-bit幅から256-bit幅に拡張して浮動小数点演算の性能を2倍にしたこと。もう1つは、命令の実行効率を高めて、オリジナルのZenに対してIPC(Instruction-per-Clock)をさらに最大で15%高めたこと。
つまり、浮動小数点演算では2倍速く、整数演算でも15%+クロック分速いのがZen 2だ。
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