【ムビステはぱくり?松本考案神話の嘘④】
●Wink Up(2008年4月号「嵐にとって挑戦だったこと」)
挑戦。挑戦ですか。そうですねえ、あの“パンフレット”とかで言ったことあるかも
知れないんですけど、今もうみんな結構使ってますけど、ジャニーズムービングステージっていう…
なんていうんですか?床が上に上がって、それがそのまま移動するっていうステージをつくって、
初めて出したのが「One」のツアーで。打ち合わせとかしてる中で、そういうのが
やりたいって話になり。で、まぁ…やったんですけど。
う~ん…やっぱりそのネックだったのは、結局さ、お客さんの上を通るっていうのが、
基本ノーなわけですよ。それもその地域その地域によってちがったりするんだけど。
消防的な問題とか、安全面がクリアにならないと、それができない。っていう中で、
まぁもちろん僕が作るわけじゃなくて、スタッフの人が作るんだけど、
それ自体がOKがでるのか?みたいなことをやってて…なんかすごいね、
「そのとき、歴史は動いた」みたいになってきてるけど(笑)。
でね、一回そのセットを組んで、まず観て貰おうって話になって。で、都内から
ちょっといったところにセットを組んで、そこで初めて僕らが乗ってそういう人たちに
みてもらってて、僕らステージの上に乗ってる状態で、「これ全然危なくないよ!」
みたいなこと言ったりとかして。しかも、その日にちょうど、でっかい地震があったんだけど、
それでも全然ビクともしなくて…まあそういうのとかも含めて、大阪城ホール一発目
やらせてもらったんで、そこから先もずっとできたっていう。まあ、ボクラにとっての
挑戦って言うわけじゃなくて、コンサートつくるスタッフ含めての挑戦だったりするんですけど。
まあ、それがあったからこそ、今みんなムービングステージ使えてるわけだし。まあ、ヤラシイ話、
俺らが考えてなかったら、みんな使ってないわけですから。
その辺に関与するギャランティのほうは一切もらってないですけど(笑)。
あれ、すごいなぁって思いますよ。一番最初、大阪城ホールで動かしたときに、
お客さんがどよめいて、「なんだコレ?」っていう感じになったんで、気持ちよかったですね。