【漲る自信、コマ○サキ ゲンダイコラム 2007.7.17】
漲る自信 (日刊ゲ○ダイ より)
何をそんなにというほど、ここのところ世の中が松本潤(24)色に染まっていると思う。
現在は主演映画が2本いっぺんに上映中。特に「花より男子ファイナル」は興行収入が
80億円を見込める大ヒットだそうで、今週末にはジェット機をチャーターして全国5都市を
行脚するという華々しさ。
来月放送の「24時間テレビ31 愛は地球を救う」(日本テレビ)
では、「嵐」の一員としてメーンパーソナリティーを務める上に、
番組内のスペシャルドラマに単独主演して、難病のパパ役に体当たり
挑戦するんだそうだ。
あれもこれもで今年はメディア露出が急増。春くらいから、
とんだ“松潤祭り”が好評開催中なのだ。
で、その松潤。私としては「若気」という言葉がこれほどピッタリくる人を久々に見たという、
ある種の感動がある。
お遊戯会クラスの演技であっても、それをかたくなに「芝居」と呼ぶ若気。
「でも、僕はキャストもスタッフの一部だと思っているんです」などと、
なぜかプロデューサー気取りの若気。
「自分が嵐の5人の中で、一番自信がない」と自信満々に語る若気。
「仕事に関してはまだまだ発展途上」と、当たり前のことを堂々と宣言する若気(つか、完成済みなのはどこ?)。
ツッコミどころ満載というにも ほどがある。
ルックスも独特だ。私が“男子図鑑”を作るなら、松潤は迷わずさかなクンと同じページに分類する。
その下の方には、沢田亜矢子の元夫であるゴージャス松野氏なども入れちゃうかもしれない。
それなのに、松潤自身からは「オレは欧米のイケメン俳優と並べとけ!」くらいの気合が
ほとばしっている感じが漂っている。剃り込みすぎた眉毛なんか特に、である。