【花男オファーの真実】 [「彼だけスケジュールがあいていたから」]
その道のクリエイターを目指す人が対象の講習会にて
講師は花男P、お題は「ヒット映画の創り方」みたいなものだった。
キャスティング起用理由から、実際のオファー、出演に至るまで等々語ってくれました。
主演女優さんは、真っ先に以前から「この人しかいない」と思ってたので、
熱烈コールで快諾。 本人が原作ファンと知ったのは後日ですが、
当時高校生だった彼女は、本当に見事に演じきってくれました。
小○旬さんは、ちょうどこの時、二人芝居の稽古・本番中で、
「中途半端な仕事は申し訳ないので」と一度断られたのですが、 台本をお渡し
し「週に二日夜間だけの撮影を守ります」とお願いしたら、台本を読んだ
本人から「これ週二日なんて、到底無理ですよね」と言われて絶望的になったが
「僕が寝なければ何とかなりますよね」って言ってくれて動き出した。
主要出演者5人の内、Pが海外で撮影中の出演者を訪ねる等みんな「是非に」と
お願いされているのだが まさかの松本の起用理由は
「声をかけたら、その撮影時期にG活動のスケが、たまたま彼だけ空いてたんです」
Pが「すっぽりスケが空いてた」をあまりに強調したので、よく覚えています。
他にも、業界の裏話や「若い役者の撮り方」や公表されている制作費の嘘とか
とても興味深い話が色々聞けました。
若い役者も映画の頃には場数を踏んで、どのように成長したと話していたが、
松本の成長の話は、一切無し。
まあ、諸事情あって、本当に急に決まった企画なのは真実で、オファーから撮影開始まで
2週間で「たまたまスケが空いてたから」の松本についてなんて語ることもないでしょう。
(デジタルハリウッド大学 2008年8月27日の講義)
同じ花男プロデューサー氏の別のインタビュー
「余談ですが、彼に話を持っていったところ『僕は今まで王子様キャラを
やってきたんで花沢類じゃないでしょうか』って首をかしげていたんですけど、
3話まで撮影した辺りで、やっぱり道明寺でしたねと納得してくれましたね」