渡辺真由子 の 博士論文> 出版年(from:yyyy) 2016
ちょっと気になったんですが、 平成25年に学位規則(文部省令)が改正され、その9条により 博士論文についてはやむを得ない事由がない限り 学位授与から1年以内にインターネットで全文を公開することになったはずで、
渡辺真由子氏の「児童ポルノ規制の新たな展開 :
創作物をめぐる国内制度の現状及び国際比較による課題」という博士論文については、 おそらく書籍化する際の出版に関する契約上の理由により
インターネットで全文を公開できないということだったのではないかと思うのですが、
↑ それ、ダウト。 どれも全文は公開してないのでは?
博士論文を書籍化したものが絶版・回収になったのであれば、 今後当該書籍を出版社が発行する可能性はなくなったのであり、 出版に関する契約は(事実上)消滅したと考えられ、
少なくとも博士論文をインターネットで公開しても
出版社に不利益が及ぶことはもうないはずであり、
したがって、出版に関する契約上の理由により
インターネットで全文を公開できないというやむを得ない事由は消滅したと考えられ、
他にやむを得ない事由がない限り、速やかにインターネットで 全文を公開しなければならないということになると思うのですが、 どうなのでしょう?