石原慎太郎宅にピンポンダッシュ繰り返した男を逮捕 「ファンなので会って激励したかった」
石原慎太郎氏 自宅で“ピンポンダッシュ”被害相次ぐ
東京都大田区にある石原慎太郎元東京都知事の自宅で、インターホンを鳴らして逃げる“ピンポンダッシュ”の被害が相次いでいたことが13日、警視庁田園調布署への取材で分かった。
同署は、板橋区に住む30代の派遣社員の男性から、任意で事情を聴いている。
ストーカー規制法違反の疑いもあるとみて捜査している。
田園調布署によると、派遣社員は「石原元都知事のファンなので、会って激励したかった」などと話している。
だが会って話す勇気はなかったのか、 ピンポンダッシュを繰り返した。
「夜中に突然押しかけて、怖い思いをさせて、すみません」と反省しているという。
元都知事宅では6月以降、何者かによるピンポンダッシュ被害が相次いで5回ほどあり、署が相談を受けていた。
7月12日夜、付近を警戒していた捜査員が、インターホンを鳴らして立ち去ろうとした派遣社員を発見して、取り押さえた。
元都知事宅の住所は、インターネットで調べたとみられる。