https://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/110729qa/04.html
日本語のリリースでは「据置」という言葉を今後使わないでWii Uを提案していこうと思っています。
ちなみに、現在まで携帯型ゲーム機として販売されてきたゲーム機ですが、実はかなりのお客様が家の外ではあまり使わないとおっしゃっています。
これはニンテンドー3DSはぜひぜひ外に持ち出してくださいという、通信機能を充実させた機器ですので、この常識とか習慣を私たちが変えていきたいのですけれども、
一方で、家の中でテレビとは関係なくちょっと遊びたいというニーズが実はものすごく大きくあるということも事実でして、
そういうことにWii Uは応えていきたいと思っています。いわば、ライフスタイルが今どんどん変わってきているわけですから、
テレビの前にいる時だけ遊んで、遊ぶにはテレビを占有しないと楽しめない、
というプレイスタイルがだんだん時代に合わなくなってきていると私は思っています。
https://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/111028qa/02.html
切れ目なくソフトを供給するためには、「任天堂が作ったものをすぐ発売するのではなくて、少し貯められないか」ということが一つあります。
https://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/111028qa/03.html
ハードの値下げによってお客様の層が変わってきたのは事実です。
お子さんたちがゲームのハードを買ってもらえるようになるのは、やはり誕生日かクリスマスか、お年玉で自分で買うか、
ということが大きなポイントとなりますので、まだその層がものすごく本格的に動いているわけではありません。
https://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/120127qa/03.html
私たちは将来、据置型という言葉をきっと使わなくなるのではないかと思っているのですが、
https://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/120127qa/04.html
据置型のソフトというのは、HDグラフィックスで、非常にリッチで、パワーゲームになって、
人数と時間をかけないと制作できないというソフトは確かにありますし、
そういうソフトを一定数用意しないとお客様にご満足いただけないというのは、一面の真理だと思うのですが、
全部のソフトがそうでなければいけないのかというと、任天堂が提案しているソフトというのは、
必ずしも非常に豪華なグラフィックスで絵をつくって出す、
その物量と演出のすごさで圧倒するということだけが勝負のポイントになっているかというと、そうではないことが大きなポイントなのです。
https://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/120427qa/02.html
任天堂の社内リソースには限りがあり、「ニンテンドー3DS用のソフトも用意しないといけない」、
そして「Wii Uの準備もしないといけない」「ハードそのもののさまざまな準備も必要」ということで、
「ものすごくリッチなソフトラインアップが頭から出せるのか」と言われますと、それは過剰な約束になってしまうと思います。