DRAMダイ当たりの帯域を4倍に高めた「HBM2」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20160128_740790.html
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/740/790/3.jpg
HBM1では、4-Hi(4層)スタックでなければ、フルのメモリ帯域を得られなかった。
それに対して、HBM2では、2-Hi(2層)のスタックでフル帯域を得ることができる。
帯域のために4-HiでDRAMダイを4層にしなければならないという制約がなくなった。
HBM1では4-Hiスタックでなければフル帯域を達成できなかったのか。
それは、HBM DRAMのダイ当たりのチャネル幅が2チャネルだったからだ。
HBMは128-bit幅の独立したメモリチャネルを、8チャネル束ねた仕様となっている。
128-bitのチャネルが8チャネルで、合計1,024-bitで、これを1Gbpsで駆動して128GB/secの帯域を得る。