【国際】「自分の国に帰りやがれ!」ボストンのすし店で客3人が店員を暴行―米国
2016年6月22日、米華字メディアによると、米マサチューセッツ州ボストンのすし店で3人の客が民族差別的な 言葉を発した後に、3人の中国系の店員に暴行を加えるという事件があった。
ボストン警察によると、先日、James Mulhern容疑者(40)とColleen McDonough容疑者(54)、Timothy O‘Sullivan容疑者(50)の3人が酒に酔った状態で 同市内の寿司店に入店。
店員にその日の割引メニューを尋ねたが、割引メニューがないことを聞くと突然怒り出し、民族差別的な言葉を叫んだという。
3人は店を離れる際に力いっぱいドアを閉め、店の備品を破壊。中国系の女性店主が追いかけて行って警察に通報すると伝えると、 McDonough容疑者が振りむきざまに女性の顔面を拳で殴り付け、「自分の国に帰りやがれ!」と叫んだ。
携帯電話で証拠映像を撮影しようとした店員も、 ほかの容疑者から暴行を受けた。止めに入った別の客もMulhern容疑者に腕をかまれ、軽傷を負った。
3人のうち2人が20日に裁判所に出廷したが、容疑を否認しているという。