この二人の関係をみていたらコレットの「シェリ」っていう小説を思い出した
50歳を迎えようとする美しい元高級娼婦レアと、シェリっていう若者の間の悲恋小説。
レアはシェリとはやることやりつつも、シェリのことをどこか子どもを見るようなペットを見るような慈しみの目線で見てるんだけど、シェリはどんどん成長してレアは老いて、最終的にシェリはレアの元から去ってしまうっていう。。
ブサイクは再三パの顔を褒めてるよね。パの好きなところは「若く見えてかっこいいところ」とか「比較的男前なところ」とか
実際パのいる場でも言ってるし、パは自分の顔がいいからブサイクから好かれてるっていうこと自覚してたはず
パはブサイクがどんどんあか抜けていって大人になっていくことも、自分と一緒の時間が減っていくことも、自分の容貌の衰えも、収入の格差も全部こわかったんだろうな。
そういう全てがブサイクに見捨てられちゃうんじゃないかって不安に繋がってたんだと思う