................... 来年以降、「佐野プロジェクト」と名付けられた3、4年生の授業を持つ予定で、現在は特別講義などで教べんを取っているという。
2015年08月18日
佐野氏教授務める多摩美大、サントリー模倣問題で事情聴取へ
2020年東京五輪公式エンブレムを制作したデザイナーの佐野研二郎氏(43)の出身校で、現在教授を務める多摩美大(東京都世田谷区)が、サントリーのキャンペーン商品にデザインの模倣があった件について近日中にも佐野氏に事情を聴く予定であることが17日、分かった。
同大は先週まで夏季休業。その間に、サントリーの模倣問題が浮上したことから、報道されている以上のことは把握できていないという。同大の総務課によると、佐野氏とはまだ連絡が取れてはいないが「エンブレムの問題に関しては、東京五輪組織委員会での会見の通りで問題はないと思いますが、サントリーの件については、改めて事情を聞くことになると思います」と明かした。
佐野氏は96年に同大の美術学部グラフィックデザイン科を卒業。(2014) 14年に美術学部統合デザイン学科が開校したのに合わせて教授に就任した。来年以降、「佐野プロジェクト」と名付けられた3、4年生の授業を持つ予定で、現在は特別講義などで教べんを取っているという。