No. 3「旅の視線」
■特集:旅の視線
白岡順 Voir, se voir, etre vu
古屋誠一 Portrats von Christine FURUYA-Gossler 1978-1984
ヴィム・ヴェンダース Australian Horizon
藤原新也 America
サム・シェパード/鷹の月の月 烏の黒羽根の呪い 捨てられて
□dialogue
水見の杖──非定住者のまなざし ヴィム・ヴェンダース+藤原新也
□feature
ハミッシュ・フルトン
A Giant Boulder at its Resting Place/An Ancient Tree at its Birthplace/Walking
□essays
今福龍太:奪還された「風景」──ヴィム・ヴェンダースとサウスウェスト・フォトグラフィー
松山巖:写真とふたつの世紀末3 美人論、即、写真論
伊藤俊治:連載 写真考古学3 アトリエからスタジオへ──19世紀における画家・写真家・モデル
荒俣宏:連載 光学原論1 中川政昭の巻──あるいは空気カメラの夢
□reflections
連載:写真と現代美術の境界面3 作品/岡崎和郎 写真/操上和美 文/南條史生 イロニーによるひらかれた知
□files
折元立身
後藤元洋
田中達彦
伊藤義彦
□reviews
近藤耕人:死の視線についての言説
水無瀬真理:「閉ざされた世界」からの照射
鈴城雅文:周縁からの視線
内藤昌子:秘めやかな“欲望”の告発
生井英考:ボルタンスキー/異化された生の時間
上野修:展覧会が提出する問い
伊藤俊治:90年代写真の予感
飯沢耕太郎:期待と失望の交錯──東京都写真美術館の活動をめぐって
Contents and summaries
□SK Forum
紙と印刷の実験工房3 写真/松原健
頁数=144頁
定価=2,447円(税込)
ISBN=4309903231
発行=1991年1月