ユダヤ教のカシュルート
ユダヤ教徒は旧約聖書のレビ記の記述に基づき、厳格に食べてよいものといけないものを区別している
【禁じられているもの】
・反芻しない、もしくはひづめが完全に分かれていないもの(ラクダ、イワダヌキ、イノシシ、野ウサギ、豚、馬、ロバなど)
・四本の足で地上を這い回るもの(モグラ、トカゲ、ネズミなど)
・四本の足で歩く動物のうち、足の裏のふくらみで歩くもの(ネコ、ライオン、キツネ、狼など)
・鳥類のうち、ハゲワシ、ヒゲハゲワシ、ミサゴ、トビ、ハヤブサ類、カラス類、ダチョウ、ヨタカ、かもめ、タカ類、フクロウ、鵜、ミミズク、ムラサキバン、ペリカン、ハゲタカ、コウノトリ、サギ類、ヤツガシラ、コウモリに含まれるもの。
・羽があり、四つ足で歩くすべての這うもの(昆虫類を含む爬虫類・両生類)
・海や川の住民のうち、ヒレ、ウロコのないもの(タコ、イカ、エビ、貝類、イルカ、鯨など)
・血液(ソーセージなど)
・死肉
・肉と乳製品を同時に使ったもの(チーズバーガーなど)
★ 【許されているもの】
・反芻し、ひづめが完全に分かれているもの(牛、羊、山羊、鹿、カモシカなど)
・海や川の住民のうち、ヒレ、ウロコのあるもの(魚など)
・鳥類のうち、食べてはならないものを除いたもの(鳩、鴨、鶏など)
・羽のあるもののうち、足の上に跳ね足があって、それで地上を跳ねるもの(イナゴなど)