トランプ保護関税政策の効果(見通し) #11

11今のアメリカにはヘンリー・フォードのような真の実業家が見当たらな:2025/04/08(火) 07:43:29.53 ID:T4g023ZM

>【速報】「日本は貿易で粗末に扱ってきた」 トランプ大統領がSNSに投稿
2025/4/7(月) 23:47配信 FNNプライム・オンライン(フジテレビ系)
https://news.yahoo.co.jp/articles/91252ecd6ff77f299ff0c5b3892cc48da340c015

>アメリカのトランプ大統領は日本時間2025年4月7日(月)午後、自身のSNSに石破首相と電話会談したことを投稿しました。

>トランプ氏は「日本は貿易でアメリカをひどく粗末に扱ってきた。彼らは我々の車を買わないのに、我々は彼らの自動車を何百万台も受け入れている」と批判し、自動車や農業分野などに不満を示した上で、貿易赤字の是正を求めています。
(フジテレビ,国際取材部)



〓第4次中東戦争(1973年)に起因する石油危機が勃発した際、k%ルールによる経済成長とマイルドなインフレ率というマネタリズムが短期的には有効でないことを思い知ったニクソン・フォード政権が安価な日本製劣等財の輸入でインフレを沈静化させようとする側面もあった。

〓一方、日本は海外からの劣等財の輸入に頼る前にインフレを沈静化させることに成功していた。

〓またアメリカ車は日本車に比べて燃費が悪く、石油危機以降のガソリン価格の上昇に適合していなかった。

〓日本製の劣等財を好む、特に石油危機以降のアメリカの消費者の嗜好は棚ボタの経済成長を日本に齎す一方で、劣等財輸出依存型の共産主義的産業構造を日本経済に根付かせる深刻な悪影響も及ぼした。

〓メルセデスやフェラーリなど日本人の高級外車 好きは当時も今も全く変わっていない。

〓熟練した職人が作るメルセデスやフェラーリは日本人の繊細な嗜好に合致していたが、低賃金の未熟練・移民労働者に少しでも安く作らせることに拘わったアメリカ車は必ずしも そうではなかった。

〓ゆったりしたアメリカ車の車内スペースは道幅の広い高速道路での長距離移動に向いているが、国土面積がアメリカの25分の1である日本の一般道では必ずしも実用的ではなかった。

〓日本人の嗜好に合った正常財、石油危機以降の生産要素価格の上昇に適合した製造業への転換を促すことがアメリカの投資銀行の役割であったが、アメリカの投資銀行は低賃金の未熟練・移民労働者に少しでも安く作らせることに拘わるアメリカの製造業に更なるコスト削減を要求したり、プラザ合意のような為替操作、更にはM&Aで安易に利益を上げようとするばかりで、投資銀行本来の産業構造転換に寄与することが殆ど無かった。

〓アメリカの労働組合は低賃金の未熟練・移民労働者の雇用や賃上げを守ることに汲々とするばかりで、ドイツやイタリアのマイスター制度のように、未熟練・移民労働者の技能を高める前向きの努力を殆どして来なかった。

〓日本は石油危機以降の生産要素価格の上昇に適合した劣等財をアメリカの消費者に押し売りした訳ではなく、アメリカの消費者が燃費が良く故障し難い日本の劣等財を求めたのである。

〓フェラーリやメルセデスのように日本人の嗜好に合った正常財、石油危機以降の生産要素価格の上昇に適合した製品を開発せずに燃費の悪い劣等財を押し売りしようとするアメリカの自動車メーカーの態度は日本の消費者の嗜好を無視している。


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