教科書的に言えば量的金融緩和とは正反対だった2001年〜2006年の出鱈目『量的金融緩和』について国民に釈明することも謝罪することも日銀総裁に昇進した彼等は一切していないのである。
2001年〜2006年の出鱈目『量的金融緩和』によってカネボウや日産自動車、日本橋三越、三菱自動車、りそな銀行、足利銀行など多くの企業が経営難に直面したことへの補償も全くない。
白川方明は「クルーグマン教授の指摘を踏まえ、過去の政策を検証し、必要であれば見直しを行う」どころか、2003年に足利銀行、りそな銀行の経営破綻を生じさせて置きながら、2001年〜2006年の出鱈目『量的金融緩和』について国会で「金融システムの安定に寄与した」などと事実と異なる説明を行った。
それでも何食わぬ顔をして白川方明も植田和男も暢気に日銀総裁の任期を全うしようとしている。
「クルーグマン教授の指摘を踏まえ、過去の政策を検証し、必要であれば見直しを行う」ことなど全く気にも留めずに平然としている彼等の態度をどう思うか?