〓『腰掛け・御茶汲み社員』と呼ばれていた一般職の女子社員は職場の親睦会でナンパされ、エリート社員の花嫁になり『寿退職』するための“企業内婚活”に精を出していた。
〓企業の親睦会では「バナナの早食い競争」や「風船割りゲーム」のように多少エッチな余興が用意され、福利厚生の一環として社員に職場結婚のための“出会い”と“トキめき”の機会が与えられていた。
〓一方、『御局』とか『オールド・ミス(Old Maid)』、『男日照り』と陰口を叩かれた万年独身の女性社員は、経理のベテランだったりして仕事面では男性社員に重宝がられたが、全く恋愛対象にはならなかった。
〓そうして1980年代までの日本企業は上手く回っていた。
〓ところが1986年の男女雇用機会均等法を機に女性総合職が設けられ、従来『御局』とか『オールド・ミス(Old Maid)』、『男日照り』と陰口を叩かれた万年独身の女性社員の仕事とライフスタイルを引き継ぐ高学歴の女性社員が増えた。
〓経理や広報など はっきり言って面倒臭いバックオフィス業務に従事した彼女等は男性社員から引き続き重宝がられたが、バックオフィス業務は企業収益の増大に繋がる性質のものではない。
〓収益が上がらず企業が潰れてしまえば、セク・ハラもパワ・ハラも無くコンプライアンスが万全であったとしても元も子もない。
〓しかし『御局』、『オールド・ミス(Old Maid)』、『男日照り蜘蛛の巣女』には夫も息子も居ないから満足に母性が育っておらず、そこに嫉妬心や欲求不満も加わるので派手に『セク・ハラ』や『パワ・ハラ』を騒ぎ立て他人の夫や息子を攻撃する悪癖持ちが少なくなかった。
〓そして平成バブルが崩壊し不況が蔓延した後も、高学歴モンスター女性総合職と化した現代の『御局』、『オールド・ミス(Old Maid)』、『男日照り蜘蛛の巣女』が企業収益の増大に繋がらないバックオフィスを中心に増殖し続けたのである。
〓やがて『職場恋愛や社内ナンパはセク・ハラだ』とか『寿退職しない女性社員に対するマタ・ハラ』だと騒ぎ立てる高学歴モンスター女性総合職の主張が企業経営を左右するまでになった。
〓高学歴モンスター女性総合職化した現代の『御局』、『オールド・ミス(Old Maid)』、『男日照り蜘蛛の巣女』を後押しする『男女共同参画』を最も熱心に推進したのはブルジョア大企業を目の敵にする共産党だった。
〓『腰掛け・御茶汲み社員』と呼ばれていた一般職の女子社員が職場の親睦会でナンパされ、御持ち帰りされてエリート社員の花嫁となれるよう相変わらず“企業内婚活”に勤しんでいた1990年代。
〓既に企業経営を左右するまでに増殖した高学歴モンスター女性総合職は、親睦会で同僚男性社員にナンパされ、肩や腰に腕を回されて御持ち帰りされそうになるのを見咎めると、「さっきのセク・ハラでしょ? 大丈夫だった?」などと御為ごかしに声を掛けるようになった。
〓勿論それは御目当ての男性社員に秋波を送り誘惑していた一般職女性社員にすれば、エリートの花嫁となり『寿退職』するため わざとボディー・タッチさせて一本釣りしようとする大事な場面であった。
〓高学歴モンスター女性総合職と化した現代の『御局』、『オールド・ミス(Old Maid)』、『男日照り蜘蛛の巣女』による「セク・ハラ警察」、すなわち こうした余計な御節介は1990年代以降 日増しに露骨になり目に余るようになって行った。
〓『職場恋愛や社内ナンパはセク・ハラだ』と騒ぎ立てる高学歴モンスター女性総合職の主張は晩婚化や少子化に拍車を掛け、企業収益の増大に繋がらないバックオフィス(コンプライアンス部署)の専