マリファナ・リゾートを建設予定 大麻メーカー、米カリフォルニアで
2017年08月04日 20:20短縮 URL
大麻(マリファナ)の栽培から大麻製品の製造まで手がける米アリゾナ州の企業「American Green 」が、米カリフォルニア州ニプトン市を500万ドルで購入。完全なマリファナ・リゾートに作り変えようとしている。
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世界初、マリファナ完全合法化の国が出現 © Fotolia/ Hamik
市の総面積は50ヘクタールで、数軒の家屋に加え、店やホテル、学校の建物に、ミネラル風呂を備えたサナトリウムがある。大麻情報サイト「 The Cannabist」が報じた。
リゾートには1年半で最大250万ドルをプロジェクトに投資し、観光施設を作る計画。
人口およそ20人のニプトン市はサンバーナーディーノ郡の、モハーヴェ砂漠の中にあるモハーヴェ国立保護区の隣に位置する。ネバダ州との境近く。ロサンゼルスから車でおよそ3時間で、ラスベガスからわずか1時間の場所だ。
American Green社の計画では、ニプトン市の畑に様々な料理や食材用の大麻が栽培され、現地のレストランで出されたり、現地の小売店で売られる予定。さらに、医療用として大麻入り水が売られる予定。創造的な人々のために様々な文化プログラムも開かれる予定だ。
2016年、カリフォルニア州では投票者の55%以上がマリファナを娯楽目的での使用を許す法案を支持した。