東京女子医大が学長を解任 医学部長は問責、医療事故巡り
■共同(2014/7/7)
東京女子医大は7日、6日の臨時理事会で、同医大病院で首を手術した2歳男児が死亡した医療事故で病院側の対応を批判していた笠貫宏学長を解任し、高桑雄一医学部長を問責したと発表した。後任には吉岡俊正理事長が学長代行として就任した。
同医大は解任理由を「大学病院で起きた医療事故に対して偏向した情報を社会に公開することを容認した」などとしている。高桑医学部長は「前学長と同様な行為を行った」として問責した。
6日の理事会終了後、取材に応じた笠貫氏は「理由に正当性はなく、受け入れる気持ちはない。大学改革のために何をすべきか考えたい」と述べた。