ニコン1000人削減検討か
カメラ大手のニコンが、国内従業員の約1割にあたる
1000人規模の人員削減を検討していることが8日、分かった。
海外勢との競争で苦戦している半導体の製造装置事業と、スマートフォンの普及で市場が縮小傾向にある
デジタルカメラ事業にかかわる従業員が主な対象で、数年以内に実施する可能性がある。
半導体の露光装置を組み立てる熊谷製作所(埼玉県熊谷市)などが対象になるとみられている。
ニコンは、2015年に英国の眼科用機器メーカーを買収するなど、医療機器事業に力を入れている。
人員削減などの改革で経営基盤を強化する狙いがある。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20161108-OYT1T50069.html