今回のあかね噺、父の芸を認めさせたい娘の悩みっていうテーマの落とし所としては構成的にめちゃ上手かったんだが
弱い人間として弱い人間の人生を歩いてきたおっ父が語る人間の弱さの噺だからこそ「アニキなら替わり目で勝ってる」という見立てが通るのであって
強い人間であるあかねが語る弱い人間の噺が本当に客の真心を掴むのかっていう疑問が残る
そのへんどう描いてくのか興味ある一方でそういう深いとこまで描き込んでも(昔の少年漫画ならともかく)今のジャンプじゃウケないだろうなっていう危惧もある
この先のストーリーそのものの落とし所が見ものだな