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ニューヨーク原油市場で原油価格が初めてマイナスとなる異常事態が起こった。
指標のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の5月物は一時1バレルマイナス40ドル台と前日より58ドル以上下落した。5月物の取引終了を21日に控え、原油の現物を引き取りたくない投資家が投げ売りしている。
ただ、期先の6月物は1バレル21ドル前後と前日より4ドル安程度にとどまっている。
WTIの原油価格がマイナスとなるのは1983年の先物上場以来、初めてだ。このまま期日を迎えれば買い手は原油の現物の引き渡しに加え、現金も受け取ることになる。
背景にあるのが米国の原油貯蔵能力だ。新型コロナウイルスの急拡大でガソリンなどの需要が急減。このため米原油の在庫が急増し、貯蔵能力に近づいている。
仮に現物の原油を引き渡されると保管先の確保が難しくなるおそれもあり、損失覚悟の投げ売りが出た。買い手がほとんどおらず、雪崩のように急落した。
極端な値動きを受け、取引は何度か中止された。