それにつきる
「読者の方も歳を取り、人生経験を乗り越えて成長し、
こういう個人的な話を聞いても、おそらく大人として落ち着いて聞いてくださる」
(だから、私にはあの頃のまま凍土に記憶を封じて歳を取っている事を許してくれるでしょう。
私には乗り越えないまま、成長しないまま執筆を続ける事を許してくれるでしょう。)
つまり要約すれば
読者は成長したはずなので、自分は成長してないことをゆるしてもらうために、この本を刊行しました
後出しジャンケンによって全てを自分に都合よく終わらせることをおゆるしください。
という現象
いくら申し訳ありませんごめんなさいと言葉を費やして見せても
そのへりくだった擬態の下の高慢が透けて見えてしまう