「移民が性的暴行」 少女の作り話が国際問題に ------------- TBS系(JNN) 2月3日(水)19時54分配信
13歳の少女の小さな作り話が国際問題にまで発展する騒ぎとなってしまいました。先月、ドイツで13歳の少女が「移民の男たちから集団で性的暴行を受けた」と訴え、大きな問題となりました。その後、少女の作り話だったとわかるのですが、膨れ上がる難民への不安を抱えるドイツ社会に大きな波紋を広げています。
発端は、先月11日、ベルリンで13歳のドイツ人の少女が「移民系の男たちから集団で性的暴行を受けた」と訴えたことでした。少女は通学途中に行方不明となり、30時間後に自宅に戻りましたが、その間、「男たちに車で拉致され、アパートに無理やり連れて行かれた」と証言したのです。
これにロシアの各メディアが火を付けました。少女がロシア系ドイツ人だったことから、一方的に肩入れしてこう報道したのです。
「犯人は難民の男たちだ。表沙汰になるとドイツの難民受け入れ政策に支障をきたすため、警察が事件を隠蔽しようとしている」(ロシアのメディア)
これにより、騒ぎは一気に広がりました。怒ったドイツのロシア系住民らは、真相究明を求め、メルケル首相の執務室がある首相府前に押しかけ、抗議しました。ドイツでは、去年大みそかから元旦にかけて、ケルンで通行中の女性らが難民の男らから性的暴行を受けたり財布などを盗まれる事件が起きたばかりで、またもや難民が事件を起こしたと騒ぎは広がるばかり。さらに・・・ ........................................