フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(ロシア語: Фёдор Миха́йлович Достое́вский)
1821年11月11日〔ユリウス暦10月30日〕 - 1881年2月9日〔ユリウス暦1月28日〕)
その著作は、当時広まっていた理性万能主義(社会主義)思想に影響を受けた知識階級(インテリ)の
暴力的な革命を否定し、キリスト教、ことに正教に基づく魂の救済を訴えているとされる。
実存主義の先駆者と評されることもある。
☆代表作
1846年『貧しき人びと』(Бедные люди)
1848年『白夜』(Белые ночи)
1860年『死の家の記録』(Записки из мёртвого дома)
1861年『虐げられた人びと』(Униженные и оскорбленные)
1864年『地下室の手記』(Записки из подполья)
1866年『罪と罰』(Преступление и наказание)
『賭博者』(Игрок)
1868年『白痴』(Идиот)
1870年『永遠の夫』(Вечный муж)
1871年『悪霊』(Бесы)
1875年『未成年』(Подросток)
1880年『カラマーゾフの兄弟』(Братья Карамазовы)
文学@2ch掲示板
☆★☆★ドストエフスキー☆★☆★Part39
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1357412649/
ロシア文学
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/
ドストさんの作品はいくつか映画化されてるが
これまで見たところでは、どれもロクなもんじゃないです
ヴィスコンティの「地獄に堕ちた勇者たち」は
『悪霊』をモチーフにしているっぽく思えたけど
これは例外的に面白かったです
こっちのスレを見逃していた
☆★☆★ドーストエフスキー☆★☆★Part38
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1349427955/
読んだ中で一番最近なのは『白痴』だが
公爵のような心の美しい男が
若さと容貌以外にこれといった魅力も深みもない女に
惹かれてしまうという展開にがっかりした
まぁそういうものなのかもしれないけど
http://next2ch.net/nanmin/1376666199/
なんとなく
『地下室の手記』を思い出した
人気投票
http://www.coara.or.jp/~dost/23.htm
『未成年』の不人気ワロタ
五大長編の中で「未成年」だけ読んでないな
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1357412649/104
さすがだ東野圭吾!!
ドストエフスキーの栞
http://www.dostoevsky.jp/
2ちゃんのドストスレで知ったが、いいなこのサイト
綺麗にまとまって、初心者もある程度すれっからしの読者もOK
なんでステパン先生みたいに弱くて薄くて、事件の推進力にも主題のキーにも
ならないキャラの出番があんなに多いんだろう・・・
『悪霊』を読んだときにいくつか起きた疑問のうちひとつがそれだったが
まさかドストが、はじめはステパンとピョートルの親子をダブルで
主題の中心に据える構想でいたとは知らなかった
本当に時間も余裕もなくてガンガンに書き進めたんだなw
ま、白痴の構成の無茶苦茶さよりはマシだが
連載漫画家とか滅茶苦茶向いてたろうな
絵が上手かったら
「白痴」のアグラーヤという第二のヒロインは本当に必要だったのかなぁ
公爵とロゴージン、ナターシャの3人に絞った話になれば
うんと締まって主題もより明確になった気がするが・・・・
もっとも「推敲し研磨する」という発想自体をしなかったっぽいドストさんに
そんなことを言ってもしゃあないが
「賭博者」を20年ぶりくらいに読み返し始めた
細部や筋を全然覚えてないのにびっくり
イントロ、退屈な印象だけ残ってたけど結構面白いじゃねーか
「カラマーゾフ~」や「悪霊」より単純に感動したのは「貧しき人々」だった。
僕は「未成年」をまだ読んでいないんだがあまり難しくなくてw感動するなら読もうと思う。 どうなのかな。
俺も『未成年』は怖くて手が出せない・・・
あんな長いのにつまらなかったら(というか自分に合わなかったら)どうしようとw
やっぱりやめとくかなw
誰かちらっと紹介兼絶賛してくれたら読むんだけどな。
主体性ないチキンな僕もつまらんかったら~と思うと怖い・
みんな「あんなに長いのにつまらなかったら」と腰が引けてて
君達が人柱になってくれると信じて待っているのだ
2ちゃんドストスレで検索かけたが
残念ながら絶賛してるひとはおらんかったよお
そうなんだ、人柱も考えたがやめておこう。
漫画だと2chの評価はあてにならんが文学だとどうかなw
「悪霊」僕は家庭教のステパン先生に一番好感を持った。
キリーロフ、シャートフもいいんだけど。
昔なら断トツでスタヴローギンだったろうが歳月で好みも変わるね。
確かにステパン先生にはある種のシンパシーは抱くんだが・・・・
昔はシンパシーはわかなかった。
あの良いのか悪いのかよくいそうなおばさんとの恋もよかったな。最後の花売り(聖書だっけか)純情娘とのよりも。
>26 おばさん
映画「追憶」の主人公みたいな女思想家タイプだったかな
だがシャートフ、スタヴローギン、ピョートルらの事件の流れと
全然有機的に絡まっていないので
読む方はステパン先生の存在にとまどう
それはあるかも。しかもピョートルの父親だけどそれっぽい貫禄もない。
ただ死ぬ前にピョートルを「ペトルーシャ(幼名)」で呼んだのにはグッと来た。
確か「ペトルーシャに会いたい」だったかな」
しばらく読んでないもんで
スタヴローギンがあれだけの存在感を途中から放ち始めなければ
案外対照的な親子の話としてそれなりに鮮明になったのかな
教養はあるがスタヴローギンのあの狂人ぶりは確かにすごい存在感。
こぶしを振り上げる少女のことを回想する?
クロード・ロランの絵に涙する 。
この二つと
リーザとのただ一夜とその会話に多少ロマンティックを感じたが(恐ろしい事情付きであるが)
それ以外は精巧な造り物みたいで彼の人間らしい感情を全く感じなかったな。
シャートフのスタヴローギン打擲のとき、ぐっと手を後ろで組んで自制して
恐るべき精神力を示してみせるシーンとか
ああいう場面の構築力は、ほんとドストは天才的やな
リーザ(カラマーゾフと悪霊)、カテリーナ、エカテリーナ・・・ドストエフスキーの女性どもはは高慢な感じのが多いな。ソーニャとかもいるけど。
と言ってトルストイのアンナ・カレーニナも好みjじゃないしw
やっぱりオネーギンのタチヤーナは神だ。
ドストエフスキーの中の登場人物たちは自分の自我とか主義とか能力とかに過剰なくらい固執する
女性たちも、自分を何らかの意味で特別な存在だと考えている
ソーニャもある意味そうだ
ドストエフスキーも夏目漱石もその手の女性に魅かれていたのかもね。特に漱石は平塚らいちょうみたいなタイプの女性に反発しながら(三四郎、虞美人草など)なんだかんだ魅力を感じていた気がする。
「賭博者」を随分久しぶりに読み返してみた
昔は別世界の、端的に言ってしまえば異常な阿呆どもの話だと思っていたが
今読んでみると、そこまで我々とは違わないと思った・・・・顕れ方が違うだけで。。
>37
僕も「自らが選ばれし人」っていう特権的な感じや、すぐに叫んだり(日常でシャウトしたりってほぼ無い)長い台詞なども少し苦手だったが、そんなことはどうでもいいことかも。
確かに現代人とも中身は本質的に通じると自分も思う。
ドストエフスキイの著作は持病のてんかんを切り離しては考えられないだろうね
あのヒステリックな神経の興奮の描写の数々を全部それでくくって良いのかは、
専門外なので迂闊には言えないけれど
リーザを群衆が襲うシーンは本当に恐ろしい
「蝿の王」での少年たちが、唯一の「真実を見る」少年を殺戮するシーンは
あれにインスパイアされてるのかな?
罪と罰は、大都市・ペテルブルグの片隅に住んでいるラスコーリニコフの生活の
いかにも裏寂れた感じが良い
初めて読んだ頃は、個人的に「ひとりになる時間」を切望していたもので
逆に、孤独の中で苦悩に浸れる彼を羨ましく思ったものだった
■『NHK100分de名著』2013年12月号 亀山郁夫
読者の魂を鷲づかみにする『罪と罰』
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140104-14010400-nhktextv-cul
ま 100分で「読んだ気」「わかった気」になられても作者はたまらんだろうけど(´・ω・`)
ロシアで放送されたドストエフスキーの「悪霊」のオープニング
プーシキンの詩? ロシア語わからん・・・
http://www.youtube.com/watch?v=hXssrSz3q4A
こっちの悪霊も何かいい味出してる
http://www.youtube.com/watch?v=ZKjLwI0hTxA
今の日本の編集者だったら悪霊とかズタズタにカットさせるだろうな・・・・
「カラマーゾフ」以外は全て通勤電車の中で読んだ
「未成年」は未読だけど定年退職した後に自室でどかっと座って読みたいw
かなり未来だが・・・
一番こころに「図らずも」残ってしまったのは地下室の手記かもしれない
あれが一番いまの日本人にとっかかりを作りやすい作品のような気がする