昨年、小中高校での組み体操時の事故が話題になった(過去記事)。
これをきっかけに組み体操の是非を問う声や、事故が発生した「ピラミッド」という組み体操の中止を求める声などが出ていたが、これを受けて全 国で組み体操を見直す動きが出ているようだ(読売新聞)。
朝日新聞によると、 大阪市教育委員会は市立小中高校で実施する「ピラミッド」や「タワー」を新年度から禁止する方針を決めたという。また、愛知県では「ピラミッド」は5段以下、 「タワー」は3段以下に制限するという(中日新聞)。
ただ、根拠成しに高さを規制しているという声も専門家からは出ている。実際、5段のピラミッドや3段のタワーでも大きな事故が発生しているそうだ(東京新聞)。
こういった状況を受け、 文部科学省も指針をまとめる考えを示している(読売新聞の別記事)。