ヘルメットは日常使用に於いて必要最低限の安全性を備えていれば充分で
無駄な高機能性を追い求めるよりごく普通の性能と日常に溶け込む普通のデザイン、安全の為にも多様なサイズ設定と運転負荷の小さい軽量なものにしてほしい
フルフェイスを否定する気はないのだが、個人的にはより軽量で密閉感の少ないジェットタイプのヘルメットで充分だと感じる
それでもジェットタイプの防風シールドには不満も多くあって、手軽に開閉できるのは良いとしても
万が一の転倒時に衝撃でシールドが開いてしまうと安全的にも問題なので
任意の位置で簡単に強めのロック固定が出来る仕様にして、それをメーカーの枠を超えた業界標準として全てのジェットタイプヘルメットに装備してもらいたい
シールドには防風や防虫だけでなく万一の衝撃からも一定の保護機能を有していてもらわないと困るからで
走り出した後でも簡単にロックや解除を出来ることが大切でこういった機能が当たり前に常備されたジェットタイプヘルメットが必要なのではないだろうか
別のシールド問題点としてジェットタイプのシールドを全閉にした時の息苦しさはどういった理由でこういう構造になっているのだろう
こんなにもキッチリと密閉する意味がどこにあるのか分からないが、少なくてももっとシールドと顔との距離を離して息が籠らないようにすれば
呼吸による曇りもほとんど無くなると思う
そしてシールド上方に充分な隙間が開いていれば例え全閉にしたとしても
上に大きな隙間が出来ることにより、閉じたことによる閉塞感はほとんど気にならなくなり通気性も良くなる
それによって風や虫が上から巻き込んで来ると言うのなら
風洞実験によってシールド上方に隙間が開いていても巻き込みが気にならない位に低減するような形状を研究することで解決する
雨が酷いときは脱着式の帽子のつばのような部品を付けられるようにすることで対応出来るが、
顔が濡れたり多少なりとも風が当たるのが嫌なら現在の強い閉塞感と息が籠るシールド完全閉式ジェットヘルメットにするしかない
完全に密閉されて曇りと息苦しさのストレスと闘いながら運転するジェットタイプヘルメットより
多少問題があっても息苦しさや曇りの無いシールドのジェットタイプヘルメットの方が確実に快適な安全運転が出来ると予測している