ただヘルメットへ簡単に脱着出来るような軽量コンパクトなカメラやインカムを作るにはバッテリー問題が課題となるが
この場合は思い切ってバッテリーは外部電源、つまりバイクに標準装備されつつあるUSB電源か又はポケットやカバンに忍ばせたモバイルバッテリーから
電源供給をする方式とした方が使い勝手や機能的にも不便さの少ない、多くの面で優れた製品になると考えられる
ヘルメット側にUSBタイプCの電源供給端子を初めから組み込めるようにしておいて、そこに有線で伸縮自在なバネ型コードを
バイク側のUSB電源やポケット、バッグに入れたモバイルバッテリーに接続して電源供給を行うことによって
重くてかさばるバッテリーをヘルメット側から解放することが出来、大幅に軽量コンパクトなアクションカメラとインカムとして作り上げることが出来る
さらにバイクのUSB電源なら一番のネックだった電源切れの心配もなくなるし、モバイルバッテリーでもすぐに予備バッテリーへ換装することが可能だ
記録は大容量のマイクロSDカードを装着しておけば頻繁に替える必要も無く、ヘルメットを置いたまま離れる際には
防犯上簡単に脱着できないような仕組みにもする為、大容量のSDカードは必須となる
将来的にはアクションカメラやインカムに完全対応したヘルメットがこれからの標準的なバイクヘルメット仕様にしていきたい
ヘルメットのデザインについて、その多くがあまりにも使用者の生活環境とはかけ離れたデザインと機能過多になっているように思う
一般的な意見としてもう少し大人で地味なおとなしいデザインと機能を求めているのにも関わらず、そういったヘルメットは本当に数少ない
バイクに例えるとバリバリのスーパースポーツのようなデザインと機能のヘルメットが主流で多数を占めていて
例えその性能が高かったとしてもそんな気張ったヘルメットはスーパーバイク同様とても購入する気にはなれない
ヘルメットの安全性能は当然重要だが、頭だけを過剰に守っても体全体から見ると大した意味が無くなることはすぐに分かるはずだ
正に頭隠して尻隠さず状態であると言える