元ジロ王者ディルーカ氏、自叙伝でドーピングに「後悔はない」
2013年に自転車界を永久追放された元ジロ・デ・イタリア(Giro d'Italia)覇者のダニーロ・ディ ルーカ(Danilo Di Luca)氏が、5日に発 売された自叙伝の中で、自身を含む多くの自転車選手が「うそつき」と呼ばれることになった薬物まみれのキャリアにつ いて「後悔はない」と述べた。
第99回大会の開幕が6日に迫っているが、2007年のジロ・デ・イタリアを制したディルーカ氏は、その名声よりも、汚名によって自転車界で有名になった人物。3年前に自転車界を永久追放された ディルーカ氏だが、自分は他の選手のやり方に従っただけだと、今も主張している。
また、自転車競技のダークな慣習は、プロの世界で「血の掟(おきて)」として今も守られているのだという。
http://www.afpbb.com/articles/-/3086158?act=all