ロス山火事で自宅全焼のレイカーズHC悲痛「全てが消えていた」 選手は試合開催を希望
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自宅は大きな被害を受けた高級住宅街パシフィックパリセーズ地区にある賃貸物件で、妻と息子2人の家族は避難して無事だった。火災が発生した7日はマーベリックス戦のためテキサス州ダラスへ遠征していたレディックHCは、8日にロサンゼルスへ戻り車で現地の状況を確認。「ここ数年、あんなに泣いたり、嘆いたりしたことはなかったと思う。見たことのない光景だった。完全な破壊と荒廃だ。家にたどりつくまで別の道を通らなければならなかったが、全てが消えていた」と感情的に振り返った。
レディックHCは昨夏にレ軍の指揮官に就任。賃貸住宅は新たに自宅を購入するまで住む予定だった。「夫婦として一緒に過ごした20年近く、そして子育てをしてきた10年間で、大切なものは全てあの家にあった。決して取り替えが利かないものがある。家を失うのはひどい気持ちだ」と家族がアイデンティティを喪失した状態と説明した。