シャープ・鴻海合弁、高精細パネル技術開発 次世代TVが視野
http://jp.reuters.com/article/sharp-sdp-idJPKCN0YF0J8
「LTPSの派生技術」(同担当者)である今回の技術について、SDPではレーザー照射方法の特徴にちなんで「PLAS(プラス)」と命名している。
照射装置はブイ・テクノロジー<7717.T>から調達。狙った場所に正確にレーザーを当てるプロセス技術をSDPが開発した。
アモルファス型だと、ディスプレーの精細度を表す「ppi」(1インチ当たりの画素数)は300程度が上限だが、
PLASだと400以上は可能だとしている。画面に表示される文字もより鮮明に映し出すことができる。
また、PLASは既存のアモルファスシリコンの製造ラインとの共用が可能。
「設備投資コストが抑えられることに加えアモルファスシリコンとPLASの生産を共用できる」(同担当者)こともメリットだ。
さらに、有機ELディスプレーを駆動するバックプレーンにもPLASの技術は適用可能だという。