【特別企画】パナソニック プラズマ事業終息に寄せて
http://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/20131101_621839.html
「一人旅は続かない」。
特にコストメリットの面で、液晶の総合力は高かった。垂直統合の旨味が薄れていくと、実質1社でプラズマを磨いていくのは厳しくなってきた。
結局、旅は道連れが必要だったのだ。それも、子分ではなく同格の存在が。
今後液晶に対抗する技術が出てくるとしても、同じようなことは繰り返されるだろう。
現在の技術開発の流れを見ると、よほど破壊的な技術でない限り、1社で突き抜けるのは難しい。
巨大になった「液晶」というデバイスに対抗するには、「いかに旅の道連れを作るのか」を含めた、総合的な戦略が必要になる。