まとめ 1
ラオス政府は重力式を想定しセナムノイダムの工事業者を選定。
入札前調査で日本企業が軟弱地盤を指摘。
軟弱地盤ということで、日本企業はロックフィル方式を提案。
韓国企業も真似してロックフィル方式を提案。
日本案は周りの地盤整備を含めた総合ロックフィル方式。
韓国案は見た目だけロックフィル方式(実はアースダム) https://i.imgur.com/S1Yhxzt.jpg
韓国案は予算が日本案の三分の一以下で工期も短いので当然のように韓国が落札。
ちなみに、日本案では完成後50年間の保証と事故発生時の賠償保証を付けた。 韓国も対抗して同様の保証を付けた。
韓国は優秀なので予定工期より5ヶ月早く完成し早期完成ボーナス2000万ドル(22億円)を受け取った。
試験運用で注水を開始するが、すぐにサドルダムDで地盤の沈降及び堤に亀裂が確認される。
メインダムであるセナムノイダムから緊急放水開始。
同時に補修作業を行おうとするも大雨に阻まれ難航。 っていうか天候が良くても無理っぽいことが判明。
この時点でSK建設関係者53名は一斉に帰国。wwwwwwwwwwwww
およそ4日後にサドルダムDが決壊。 下流域への警告はなかったとCNNの報道。
現地のラオス人工事関係者および住民数十名が死亡、行方不明者も未だに数百名。
失われた家屋は7000世帯に上り、今なお取り残されている要救助者が3000名以上。
隣のカンボジアまで洪水に襲われ17の村が水没。1200名が避難。 未だ被害の全貌は不明。