韓国外務省は１７日、カン・ギョンファ外相が今週、２日間の日程で就任後初めて日本を訪問し、１９日に河野外務大臣と会談すると発表しました。
会談では、核やミサイル開発を続ける北朝鮮への対応や慰安婦問題などをめぐって、意見を交わすものと見られます。
このうち慰安婦問題をめぐっては、韓国の外務省がことし７月に立ち上げた日韓合意を検証する作業部会の内容や進捗状況について、日本側に説明する見通しです。
ムン・ジェイン（文在寅）政権は、年内にもまとめられる検証の結果を受けて、慰安婦問題にどのような方針で臨むかを決めることにしていて、合意の中で、慰安婦問題を「最終的かつ不可逆的に解決する」としたことや、ソウルの日本大使館の前に設置された慰安婦問題を象徴する少女像について、韓国側が「適切に解決されるよう努力する」などとした内容について、作業部会がどのような見解を示すかが焦点です。