駒大…2年生トリオ光る
出雲が5位で、全日本は4位。2015年度まで、3年度連続で大学3大駅伝で3位以内をキープしていた強豪駒大が、前哨戦ではつまずいた。
原因はエース中谷圭佑(4年)の不在だ。夏場に右かかとを故障した影響で、両駅伝を欠場。大黒柱を欠いたレースは、見せ場もなく終わってしまった。
それでも、全日本では箱根への手応えもつかんだ。1区の工藤有生なおき(3年)が区間3位。4区下史典、6区片西景、7区伊勢翔吾という2年生トリオが、区間4、6、6位と健闘し、大八木弘明監督も「2年生が頑張って、箱根へのめどが立ったのは大きい」。
また、アンカー大塚祥平(4年)は青学大のエース一色と15秒差の区間3位と快走。中谷が戻れば、工藤と大塚を加えた3本柱で、青学大を揺さぶることができる。9年ぶりの総合優勝を、虎視たんたんと狙う。